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赤ニキビ、白ニキビ、オイリー肌におすすめな、アクネケアローションの作り方
近年では年を重ね油分も減ったせいか、ニキビはできなくなりましたが、若い頃はとても悩んでいました。
お肉大好きで、焼き肉、唐揚げ、ハンバーグなど食生活や夜更かしなど生活習慣の偏りやストレスが原因だったと思います。
顔にニキビができると、清潔にしなくてはと力を入れてゴシゴシ洗ったり、化粧品や薬を色々試したりしましたが余計悪化しました!
もともと肌がデリケートな人がなりやすいので、洗顔が足りなくて不潔だからできるわけではないようです。(程度にもよりますが…)
なので、ぜーったいにつぶしてはなりません。跡が残ります。
クレーター状態になるとなかなか治りません。まずは炎症を抑える事が重要です!
前置きが長くなりましたが、そこで今回は、肌の炎症を鎮め、刺激を緩和し傷の修復や肌荒れの改善などにも効果を期待でき、余計なものが入っていない「アクネケアローションの作り方」をご紹介します。
セントジョーンズワートエキス
オトギリソウは平安時代から、鷹の傷にこの草を揉んでつけると治るという伝説のある植物です。
ハマメリスエキス
別名ウィッチヘーゼルとも呼ばれるハーブで、インディアンは薬として創傷や皮膚炎症の緩和に使用していたそうです。
グリチルリチン酸ジカリウム
マメ科植物「甘草(カンゾウ)」の根、茎から抽出し、精製したもの。
アラントイン
コンフリーの根と葉に多く含まれる成分です。
(原料購入先の説明を引用)
肌の炎症を鎮めてくれる作用、肌の細胞が増えるのを促してくれる作用、刺激を緩和してくれる作用
膿ができてる方は、皮膚科へ相談しましょう!
原料について詳しくは「まとめ」をご覧ください。
それでは早速作ってみましょう!
アレルギーは突然に起こることもありますので、何か異常を感じましたらすぐに使用を中止し、皮膚科などにご相談ください。(※1)
準備するもの(完成量は約50ml位)
- 計量カップ、計量スプーン
- グリチルリチン酸ジカリウム(配合量0.3%) 0.15g
- アラントイン(配合量0.2%) 0.1g
- セントジョーンズワートエキス(配合量1%-2%) 0.5ml
- ハマメリスエキス(配合量1%-2%) 0.5ml
- 精製水50ml
- ヘキサンジオール(1.5%) 0.75ml
- 今回は120ml入る容器を用意しました。
作業手順
- 容器に原料を計って全てを入れ、精製水を入れたら蓋をします。
- シェイクして混ぜます。
- 泡が落ち着いたら完成です。
黄みがかった透明の液体になりました!これは、セントジョーンズワートエキスがタンニン(濃い茶色)を含むためです。
電気もガスも使わず簡単に作る事ができ、コストパフォーマンスもいいです✨
使い方は、
まずは洗顔ですが、赤ニキビや炎症している場合、細かく泡立ててやさしく洗ってよく洗い流して下さいね。
強くこすりすぎると皮膚を傷つけてしまいますので注意が必要です
タオルで拭く際も、軽く押さえ水分を吸い取るようにしてできるだけ摩擦を軽減して下さい。
良かったら、洗顔ソープやクレイパックの作り方も紹介していますので、メニューより「クレイパックとソープの作り方」も参考にどうぞ(o^―^o)ニコ
その後、「アクネケアローション」で肌を整えます。
たっぷりのアクネケアローションを浸み込ませたコットンパックもおすすめです!
ただし、3~5分位にして、乾燥してコットンの線維が肌に残らない様に注意が必要です
必要があれば、乳液や美容液で保水と保湿。(夏の時期はクリームは塗らない方がいいかも💡)リップクリームは別です。
スキンケアが済んだら、後は触らない事が重要です!
実際に使ってみた感じは、成分が水溶性なので、べたつかずさっぱりした印象で特に匂いもありません。
肌が炎症しているときは、一時的にバリア機能が低下し、紫外線の影響を受けやすくなりますので対策が重要です。
保存について
冷蔵庫で保存してください。
精製水を用いて作った場合は約2週間、ヘキサンジオール(防腐剤)を入れた場合は約1ヵ月で使い切ってください。
今回残った原料は、液体は冷蔵庫、粉は冷暗所で保存し、期限があるので、早めに使いましょう。
器具について
器具はご家庭にあるもので結構です!物質的な重量の差は若干ありますが、 ml(ミリリットル)も cc(シーシー)もg(グラム)同じです。
しかし、今回は容量が少ないので、食事用の計量スプーンだと正確に測れないと思います。
参考に1ml以下でも測れる、おすすめの計量スプーンのリンクを貼っておきます。
材料(原料)について
精製水は薬局やネットでも購入できます。
グリチルリチン酸ジカリウム(水溶性)、アラントイン(水溶性)、セントジョーンズワートエキス(水溶性)、ハマメリスエキス(水溶性)ヘキサンジオール(パラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤より安全性が高い抗菌補助剤)はネットで安く購入できます。
今回使用した原料のご紹介です。
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まとめ & 参考
※1 そもそもなぜアレルギー反応はおこるのか?
☆人は生命活動を営む上で最適な一定に状態に調節する機能(恒常性)があり、
ある抗原に対して抗体を持った人が、再びその抗原に出会うと、強く速やかな抗原抗体反応を起こし、
その結果が生体に防衛的に働くのではなく、有害に作用する。この免疫反応をアレルギーという。
🌼【グリチルリチン酸ジカリウム(水溶性)】
マメ科植物「甘草(カンゾウ)」の根、茎から抽出し、精製したもの。
消炎効果があるため、肌荒れの予防、ニキビの予防、悪化を防ぐことを狙って、化粧品に配合される場合が多いです。
🌼【アラントイン(水溶性)】
コンフリーの根と葉に多く含まれる成分です。
肌の炎症を鎮めてくれる作用になります。アラントインは、「グリチルリチン酸ジカリウム」などと一緒に配合されることが多いです。
肌表面の角質という場所にある細胞の増殖を助けてくれるので、傷の修復や肌荒れの改善などにも効果を期待できる。
刺激を緩和してくれる効果やアレルギーを引き起こす可能性のある物質を活性化させない効果などを期待できる
保湿 乾燥肌 敏感肌 肌荒れに効果があると期待できる成分で厚生労働省による基準の使用量は、基本的に0.2%、多いものでも0.5%の配合になります。
🌼【セントジョーンズワートエキス(水溶性)】
オトギリソウは平安時代から、鷹の傷にこの草を揉んでつけると治るという伝説のある植物です。
タンニンを含むため、濃い茶色をしています。ニキビケアやエイジングケア効果が期待できるため、頭髪、スキンケア化粧品に配合されています。
🌼【ハマメリスエキス(水溶性)】
別名ウィッチヘーゼルとも呼ばれるハーブで、アメリカの先住民であるインディアンは薬として創傷や皮膚炎症の緩和に使用していたとされています。
肌のひきしめ作用があり、肌荒れに効果的と言われています。
🌼天然原料なので肌にも安心。
🌼ガスも電気も使わないので光熱費もかかりません。
簡単に作れるので、良かったら試してみてくださいね(#^.^#)
いかがでしたでしょうか?
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